イノベーション・オブ・ライフまとめ 10講

第三部 罪人にならない

第三部では、「総費用と限界費用」というひとつの理論をもとに、誠実な人生を送ることについて語られています。

第10講 この一度だけ・・・・・・

新ビジネスを考えるときは、既存ビジネスとの比較になります。

新ビジネスが既存ビジネスより超効率的だったとしても、立ち上げの投資額が大きい場合、どうなるでしょうか?

「既存ビジネスは、新しい設備代がかからないんだから、そっちの方が有利じゃん?」こう考えるパターンがあります。

この考え方は間違っています。

新ビジネスは、投資にお金がかかるので、「総費用」は絶対的に増えるものです。

逆に既存ビジネスは既存設備が使えるので、新ビジネスと比べて、利益から投資代金を引かなくて良いです。つまり「限界費用」が少ないということです。当たり前のはなし。

かかる費用だけを考えてしまうと、既存ビジネスの方が有利に思えてしまいますが、そこが失敗の始まりです。

敵対する企業に効率的な新しいビジネスが出て来たとき、自社は「既存ビジネスの方が費用がかからないから、まだこのままでいいよ」という決断をするとします。これを何度も繰り返すうちに、結局は新ビジネスが台頭し、自社の判断は手遅れに。さいごは総費用以上の損失を被る事が、経営の世界ではしばしばあります。

これを人生に例えると、「まあちょっとだけで、大事には至らないから」という考え方と似ています。これが「限界的思考」であり、経営同様、避けた方が良いとクリステンセン教授は訴えます。

ほんの小さな嘘をついたが為に、どんどん取り返しがつかなくなっていったりする。1回だけだから、と使った覚醒剤がやめられなって身を滅ぼす。

このように、「1度だけだから」を自分に許してしまうと、後から大きな見返りが待っています。倫理的な妥協は、絶対にしてはいけません。たった1度でも許してしまうと、大きな代償を払う未来が待っています。

まとめ

10講の理論は「総費用と限界費用」です。

今回はまだいいよ。1回だけだから。こういった「限界的思考」を続けると、最終的には身を滅ぼす結果につながりかねません。

1度サボる。手を抜く。不正を働く。嘘をつく。限界的思考の罠は、身近にたくさん潜んでいます。気をつけましょう。

おわり

ブログ村ランキングに参加中です!レッツポチポチ!
にほんブログ村 株ブログ 株日記へにほんブログ村 株ブログ 株主優待へ


スポンサーリンク
336
スポンサーリンク
336

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。