イノベーション・オブ・ライフまとめ 7講

第二部 幸せな関係を築く

7講 子どもたちをテセウスの船に乗せる

いきなり意味わからんタイトルですね。
テセウスの船とは、パラドックスを表す例え話です。

アテネの王「テセウス」の名を冠した船がありました。彼が没したあとも、部品が朽ちるたびに新しい部品に交換してメンテナンスをしていきました。そしてとうとう全ての部品が交換になりました。

果たしてその船は、テセウスの船と言えるのでしょうか・・・?

タイトル解説はさておき、7講の理論は「能力」の理論です。

能力の理論

能力は「資源」「プロセス」「優先事項」の3つのいずれかに分類できます。

能力の理論は、「何ができるか、何ができないかを分析する」のに役立ちます。

これが分かると、企業であれば経営時の取捨選択、子どもの教育であれば将来の為に何を学ばせればよいか、を決断する際に役立ちます。

子育ての例

「資源」は子どもが与えられた金銭的、物質的資源、時間、労力、知識、素質、子どものが築いた人間関係、過去から学んだことなど。

「プロセス」は子どもが自力で新しいことを成し遂げたり、生み出したりするために、自分の持てる資源を使って行うこと。目に見えにくいが、個性をつくる大きな要素。子どもの考え方、洞察に満ちた質問をする方法、得意とするタイプの問題、解決方法、他人と協力する方法など。

「優先事項」は学校、スポーツ、家族、仕事、信仰など・・・子どもが頭の中で考えている事の中で、何を最優先して何を先延ばしにするか、何もしないのか、を決定すること。

子育てにはどう使えばよい?

ちょっとこの章をまとめるのは難しいので、本書を読んで頂きたいですが。。

大事な点は、資源とプロセスを間違えないことです。

つい、子どもには山ほど経験を与えようとしてしまいます。しかし大切なのは、資源ばかりを与えるのではなく、子どもに考えさせるプロセスを養う手助けをすること。

困難を乗り越えさせてこそ、身に付くものがあります。

クリステンセン教授は「してくれたことよりも、してくれなかった事の方が記憶に残っている」と言います。

靴下に穴が開いて母に持って行ったら、針と糸の使い方、縫い方だけしか教えてくれず、あとは自分でやらされたこと。ミシンの使い方だけしか教えてくれず、ズボンは自分で直したこと。

自力で解決した課題は、直した箇所を見るたびに「自分がやったんだ」という誇りを感じさせるものになったそうです。

大切なのは、学びの瞬間にそばにいてやること。

何でもかんでも習い事などで詰め込んで、教育や人生経験を「外部委託」された子どもは、自分が大切に育てた子どもと言えるでしょうか・・・?

ここがテセウスの船の話と絡んできます。

親の元(テセウスの船上)で大切なことを学んでこそ、自分が育てた子どもと言えます。

外部委託(全て新しい部品でできた船)の上で学んだ子どもは、自信を持って自分が育てたと言えるでしょうか・・・?

「これだけの教育機会を与えたんだ」というのは親の自己満足です。子どもが本気で取り組んでいるかどうか?そこを見極めてあげましょう。

7講まとめ

子どもの能力を「資源」「プロセス」「優先事項」の3つの観点から見てあげましょう。

資源ばかり与えていませんか?時には厳しい問題を自力で解決できるような機会を与えましょう。それが子どもが心からやりたいと思う「優先事項」の高いものであれば、より良いです。

教育をアウトソーシングばかりせず、子どもが困難な場面に立ち向かうその時に、そばにいてあげましょう。

おわり

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