【おすすめ本】「バフェットの銘柄選択術」

バフェットの銘柄選択術

今回紹介する本は、有名な投資家「ウォーレン・バフェット」の銘柄選択方法がまとめられている本、「バフェットの銘柄選択術」です。まだご存命の、偉大なる投資家ですね。
バフェットの投資手法を習得すれば、億万長者になれますね! (?)

書籍概要

書籍名:「億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術」
著者:メアリー・バフェット、デビッド・クラーク

背表紙のプロフィールを読むと、著者は「バフェットの息子の元夫人」です。うーん、近いような遠いような・・・(笑

私たちは前著『バフェットロジー』で紹介した事例の多くをレビューし・・・(後略) 引用元:P5

とあるのですが、前著は読んだ事がありません。。

いずれにせよ、バフェットの投資手法が細かく(主に計算式)で書かれている本です。エクセルで計算する際にはどうしたらいいか?も書かれています。僕は理系卒なので計算式をエクセルに起こすくらいはできますから、いらないですけど。。

バフェット本人が書いた訳ではないのですが、「バフェットの手紙」で出てくる本人の考え方を読む限り、バフェットの考えがよく表されている本だと言えるのではないでしょうか。

バリューの本か?

たまに「バフェットはバリュー投資家だから、低いPERの株を選定して買っている自分はバフェット流だ」何て安易に考えている人がいますが、何か的ハズレですよね。

バフェットは後年、必ずしも割安の株を買うことが最善ではなく、「良い企業を適切な値段で買う」ことが一番良いと説いています。(どの本に書いてあったか、忘れてしまいました。バフェット関連の本は結構持っているので。。)

この本はそれより前の時代の本ですので、「良い企業を選別する方法」と「割安で買う方法」の2つが書かれています。

何はともあれ、株式投資を数字で分析したい!と思っている自分みたいな人間にとっては垂涎の本です。

本の要約

基礎編7章、応用編16章の、全23章から構成されています。

超簡単にまとめると、

  1. その企業が「消費者独占型企業」であるかどうかを見極める
  2. 可能な限り安値で買う

です。

「消費者独占型企業」は、その会社の商品やサービスが、強い市場支配力を持っていることを指します。他社にはマネできなかったり、参入障壁が高い事業だったりすると、独占力があると言えます(独占禁止法を犯している企業を買えというワケではもちろんありません)。

ただし「消費者独占型企業」であるかどうかを見極めるために、その企業の事業形態、財務諸表の読み込みと分析が必要となってきます。ここがバフェット流投資の「肝」ですね。

考察

数字の捉え方

この本の初版は2001年ですが、この頃から「高ROEの企業は良い」と書いてあるのが凄いですね。ちょうど今、日本投資ではROEブームですから。。というか日本が15年遅れているというか。。

EPSが強い増加基調にあるか、内部留保利益を効率的に企業成長に使えているか、自社株買い戻しを積極的に行っているか?も重視しています。となると、配当金の払い過ぎは内部留保利益を減らすことになりますので、配当の多い株が一概に良い株とは言えないですね。

経営者の方針は会社の戦略として現れてきますので、逆に会社を分析すれば経営者が有能かどうかも見えてくる、ということになります。

読んで良かった点

バフェットの、財務諸表の数値に対する考え方を理解しておくと、ニュースを見た時の理解力が高まります。

例えば、「株式分割」した場合、「流動性が高まって株を買える人が増えるから株価が上がる」と一般的には書かれます。でも株式分割はEPSを下げて「1株利益の希釈化」になるので、バフェット流投資としては好ましくないですよね。

自分の投資方針を決めずに、毎回見た記事の「こういう場合は株価が上がる・下がる」を鵜呑みにしていると、自分がどんな投資をやっているか定まらないので、長期投資家にとっては数字を分析し、自分のスタイルに合う指標を選定して使うということは非常に大事です。そのあたりの方針が詳細に決まっている所がいちばん凄い所ですね。

デイトレーダーにとっては、ファンダメンタルズは無意味でしょうから、読む意味は無いと思います。。

まとめ

この本で分かること

「市場独占力のある企業を、出来るだけ安い値段で買う」為に、どんな手段を用いたら良いかが書いてある本です。バフェットは割安の株を買う投資家ではなく、企業分析に長けた長期投資家であるということが分かります。

バフェットいわく、「上手に買った株は一生手放す必要はない」のだ。

本の活かし方

個人的には、「株の分析」カテゴリーでの分析にこの本のエッセンスをもっと入れていきたいです。ただそれには、最低5期分の財務諸表を分析しろと書いてあるので、骨が折れますが。。

近日中に読み返したいと思っているので、またこのカテゴリーで取り上げるかもしれません。

おわり

ブログ村ランキングに参加中です!レッツポチポチ!
にほんブログ村 株ブログ 株日記へにほんブログ村 株ブログ 株主優待へ


スポンサーリンク
336
スポンサーリンク
336

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。